第21回地域フォーラム
第21回食と農をむすぶ大川・城島・大木地域フォーラム
平成24年2月26日、大川勤労者総合福祉センター(ワークピア大川)で第21回「食と農をむすぶ」地域フォーラムを開催し、230名が参加しました。
当地域フォーラムの代表である倉重博文(63才)は「私たちの役目は、次世代を担う子供たちに食と農の大切さ・素晴らしさを伝えていくこと」と挨拶をし、発表が始まりました。
はじめに、「食と農の大切さ・すばらしさをこどもたちに伝え、心と体を育む」をテーマに、大川市立田口小学校の5年生児童と三潴郡大木町立大莞小学校の5年生児童が通年を通して得た農作業と料理体験の発表を行ないました。
次に佐藤弘さんを講師に招き、演題「食卓の向こう側に見えるもの~だから食育なんだ」の講演をいただきました。
また、当日は参加者にきのこやいちごを無料で配布し、しっかり地元農産物のPRに努めました。
これからも地域の方々へ「食の大切さ、農業のすばらしさ」を伝えていけるように頑張ります。
食育活動発表会
両児童ともスクリーンで活動内容を写し、各グループで作成した絵や劇・活動で得た知識をクイズ形式にして発表しました。
児童は「自分達で作ったお米は格別においしかった」「落ち穂からたくさんのお米がとれたのでもったいないことをしていると思った」「家でも料理を作って家族に食べさせてあげたい」と話してくれました。
この体験を通して、食の大切さを知ったようでした。また、保護者の方からは「この時期に農業体験や食育を学べることは素晴らしい」との声をいただきました。
生徒たちによる生活発表
佐藤 弘さんによる講演「食卓の向こう側に見えるもの~だから食育なんだ」
参加者や児童たちは、佐藤先生の講演を真剣な眼差しで聞きいり、会場は笑いあり・涙ありのひとときになりました。
よく子供たちが飲んでいる炭酸飲料には砂糖が60g(500ml中)も入っているということ。私たちが摂取する砂糖の量が1年間で30kgであるということ。これは、1年間に食べるお米の量約60kgの半分に該当するということに参加者は衝撃を受けました。取り過ぎは低体温となり、キレやすくなるということでした。
先生の講演では、子供たちに伝えていくことは、「物を得るまでの過程や根本的な手段・手法を伝えていくこと」ということを体験談をもとに伝えていただきました。
佐藤弘先生による講演
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